Pinnacle Studio プロジェクト
Pinnacle Studio で作成したムービーやディスクは、タイムライン上で構築したプロジェクトから取り出します。
プロジェクトを管理するために Studio は、タイムラインに置く ものすべて、トリミングに関する編集事項すべて、そしてエフ ェクトの追加など、数多くのことを記録する必要があります。これらの情報のほとんどはaxp(Studio Movie)フォーマットを使用したプロジェクトファイルに保存されています。ストップモーションについては、プロジェクトは axps フォーマットで保存されます。
ファイルが非常に大きくなる場合があるので、ハードディスクのスペースを節約するため、プロジェクトファイルはムービーのメディアアイテムを含んでいません。これらには、ロケーションのみが保存されます。
axp プロジェクトファイルは[ファイル]>[開く]、[ファイル]>[保存]、[ファイル]>[名前を付けて保存]メニューコマンドのデフォルトのファイルフォーマットです。必要なのはそれだけです。
ただし、簡単にアーカイビングやファイル転送またはアップロードができるよう管理可能な単独のユニットに集められたプ ロジェクトについては、プロジェクトのリソースがすべて揃って いる方が便利なことがあります。別のファイルフォーマット、axx(Studioプロジェクトパッケージ)はこのためにあります。このフォーマットでは、プロジェクトで使用するすべての素材(メディアアイテムなど)を 1 つのファイルに保存します。当然のことながら、このフォーマットのファイルは、標準のプロジ ェクトファイルよりもかなり大きくなります。
このパッケージフォーマットでプロジェクトを直接編集することはできませんが、Pinnacle Studio なら、ファイル拡張子ボックスで選択し、[ファイル]>[開く]を選択してプロジェクトパッケージを開くことができます。Studio はスムーズ にプロジェクトを開封し、開封したバージョンに対してライブラリの新規エントリを作成し、それを編集用に開きます。
マルチカメラエディタでマルチカメラプロジェクトを作成する場合、そのプロジェクトは mcam ファイルとして保存されます。タイムラインに mcam ファイルを追加する場合、デフォルトではシングルトラックとして追加されます。タイムラインでファイルをファイルをダブルクリックして展開し、対応するタイムライン タブで編集できます。すべての編集は、メイン プロジェクトに保存されます。