システム要件
Pinnacle Studioソフトウェアに加え、効率的な編集システムには、下記のように一定レベルのシステムパフォーマンスが必要です。
仕様は重要ですが、それですべてがわかるわけではないことも覚えておいてください。たとえば、ハードウェアデバイスの適切な機能は、メーカー提供のドライバーソフトウェアにも依存する可能性があります。メーカーのウェブサイトでドライバーの更新とサポート情報を頻繁に確認すると、グラフィックスカード、サウンドカード、および他のデバイスの問題を解決するときに役立つ可能性があります。
オペレーティングシステム
HDマテリアルを編集する場合は、64ビットオペレーティングシステムを推奨します。
RAM
RAMの容量が大きいほど、Pinnacle Studioでの作業が容易になります。快適な操作を実現するには、少なくとも1GBのRAMが必要であり、2GB(以上)を強く推奨します。HDまたはAVCHDビデオで作業する場合は、4GBに増やすことを推奨します。
マザーボード
IntelPentiumまたはAMDAthlon2.4GHz以上(速度が速いほどパフォーマンスがよくなります)。AVCHD編集には、より高性能なCPUが必要です。1920ピクセルAVCHDビデオの編集での最小推奨範囲は2.66GHz以上です。Corei7、Corei5、またはCorei3などのマルチコアシステムを推奨します。
グラフィックスカード
Studioを実行するには、次のようなDirectX互換グラフィックスカードが必要です。
• • 一般的な用途の場合、少なくとも128MBのオンボードメモリ(256MBを推奨)。
• • HDおよびAVCHDの場合、少なくとも256MB(512MBを推奨)。
ハードドライブ
ハードドライブは、4MB/secでの連続読み取りおよび書き込みに対応している必要があります。ほとんどのドライブはこれに対応しています。初めてキャプチャを行うと、Studioはドライブをテストして十分高速かどうかを確認します。ビデオファイルは多くの場合サイズがかなり大きくなります。このため、ハードドライブに十分なサイズの容量がある必要もあります。たとえば、DVフォーマットのビデオは秒あたり3.6MB(4.5分あたり1GB)の容量を使用します。
ビデオテープからのキャプチャの場合、別のハードドライブを使用して、Pinnacle StudioとWindowsなどの他のソフトウェア間でドライブの使用の競合を回避することをお勧めします。
ビデオキャプチャハードウェア
Studioは、次のようなさまざまなデジタルおよびアナログソースからビデオをキャプチャできます。
• • 光学式ドライブ、メモリカード、およびUSBスティックなど、すべてのタイプの補助的なファイルベースのストレージメディア。
• • コンピュータに接続されているドライブからのファイル
• • IEEE-1394接続を使用するDVまたはHDVビデオカメラ
• • アナログビデオカメラとレコーダー
• DVDおよびBlu-rayディスク。
• デジタルスチルカメラ。