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360 ビデオ
360ビデオはインタラクティブタイプのビデオで、この機能を使えば、視聴者はプレイバック中に全方向を見ることができます。視野アングルはタッチスクリーン、オンスクリーンコントロールを使うか、スマートフォンやタブレットなどのビューイングデバイスを様々な方向に動かすことでコントロールできます。360ビデオには特別な360ビデオプレーヤー(例えば、 YouTube やFacebookには360ビデオプレーヤーがあります)が必要です。
360ビデオの編集
Pinnacle Studio では、Equirectangular、Single Fisheye、Double Fisheye の 360 度ビデオを編集できます（詳細はお使いの 360 度ビデオカメラの説明書を参照してください）。例えば、ビデオを編集したり、タイトルやオブジェクトを追加したりできます。全てのエフェクトが360ビデオで利用できるわけではありません。また、Fisheye を Equirectangular に変換することもできます。
360ビデオの標準ビデオへの変換
Pinnacle Studioでは360ビデオを標準ビデオに変換することもできます。360ビデオを再生すると、視聴者のために首を動かして様々な方向を見るかのように視野アングルを設定できます。次に編集したビデオを標準ファイルとしてエクスポートできます。そのビデオには特別なプレーヤーは必要ありません(インタラクティブではありません)。
360ビデオソースを標準ビデオに変換する場合、デュアルプレビューウィンドウでビュートラッカーを調整することによりビューの選択と調整が簡単になります。
タイニープラネットおよびラビットホールのビデオ効果
[Equirectangular から Spherical Panorama]効果を使用して、Tiny Planet スタイルのビデオ、Rabbit Hole スタイル、またはその中間のスタイルのビデオを作成することができます。
Fisheye または Double Fisheye 360 度ビデオを持っていれば、ファイルを Equirectangular に変換させ、360 度ファイルをエクスポートすることができます。それから、[Equirectangular から Spherical Panorama]効果を適用することができます。
効果を適用すると、ビデオが平方アスペクト比で標準フォーマットに変換します。
[タイムライン設定]ボタン をクリックして Spherical Panorama ビデオの設定を確認することができます。
キーフレームを使用してビデオを再生しながらパノラマ効果を調整することができます。
* 360ビデオの編集とエクスポート
1 [編集]ワークスペースで、360 度ビデオをライブラリからタイムラインにドラッグします。
Fisheye の 360 度ビデオを Equirectangular の 360 度ビデオに変換する場合は、タイムラインでクリップを右クリックし、［360 度ビデオ］を選択し、［Single Fisheye から Equirectangular］または［Double Fisheye から Equirectangular］をクリックします。
2 タタイムラインで、[タイムライン設定][タイムライン設定] ボタンをクリックし、以下のように設定します。
• [アスペクト]—360 度ビデオ (2:1)を選択します
• [サイズ] — 最高の結果を得るには、可能な限り最高の解像度を選択します
3 Pinnacle Studioでビデオを編集します。例えば、以下の機能があります。
• ビデオのトリミング
• タイトルやオブジェクトの追加
• フリーズ フレーム効果（タイム フリーズ）を作成するには
注意: タイトルやオブジェクトを 360 度ビデオに適用するには、タイムラインのアイテムを右クリックして、[360 度ビデオ] > [360 度として挿入]を選択し、メディアを 360 に変換します。
4 編集が終わったら、ファイルを保存して、[エクスポート]をクリックしてください。
5 ［エクスポート］タブで、［設定］エリアの［タイムラインと同じ］チェックボックスがマークされている（チェックマークが表示されている）ことを確認します。
6 ［エクスポート開始］をクリックします。
* 360ビデオの編集と標準ビデオへの変換
1 ワークスペースの[編集]で、インポートした360 度ビデオをライブラリからタイムラインにドラッグします。
2 タイムラインでビデオを右クリックし、［360 度ビデオ］を選択し、次のいずれかをクリックします。
• Equirectangular から標準
• Single Fisheye から標準
• Double Fisheye から標準
デュアルプレビューモードが開きます。 [360 度ソース]ビデオが左側に [360 度プレビュー]が右側に表示されます。
3 [360 度ソース]ペインで、ビュートラッカーを調整して、方向を選択します。[360 度プレビュー]ペインがアップデートして、ビューを表示します。
ビュートラッカーは、中央に十字線がある赤い正方形のマーカーとして画面に表示されます。
4 [再生] をクリックして、ビデオを再生します。ビュートラッカーを新しい位置にドラッグして、いつでも視野アングルを調整できます。
ビュートラッカーを調整するとキーフレームが追加されます。プレビューペインの下のコントロールでキーフレームを微調整できます。
プレビューペインの下、スクラバー直下にキーフレームが表示されます。キーフレームコントロールで古いキーフレームの表示、キーフレーム削除、次のキーフレームに進む、キーフレーム間移行設定の調整が可能です。
5 ビデオプロジェクトをさらに編集し、保存します。
6 [エクスポート]をクリックして、[Studio Exporter]で希望する設定を選択し、[エクスポート開始]をクリックします。
* 360 度ビデオに Tiny Planet または Rabbit Hole 効果を適用するには
1 タイムラインで、 Equirectangular 形式の 360 度ビデオを右クリックし、ショートカット メニューから[360 度ビデオ] > [360 度ビデオ変換] > [Equirectangular から Spherical Panorama]を選択します。
[Equirectangular から Spherical Panorama]コントロールから[エディタ]パネルを開きます。
2 [プレーヤー]ペインで、 [タイムライン]ビューを表示させ、開始点として使用できるシーンまでスクラバーをドラッグさせます。
キーフレームを使用する場合、 それらを[エディタ]パネルに追加できます。詳細については、キーフレームを使う を参照してください。
3 [エディタ]パネルで、[ズーム]スライダーをドラッグして視野を設定します。
4 [Tiny Planet/Rabbit Hole] のダイヤルを調整するか、該当するボックスに値を入力します。
• Tiny Planet: 180 の値で、ビデオの下端を中心として球面が作成されます。
• Rabbit Hole: 360 の値で、ビデオの上端を中心として球面が作成されます。
0～360 の値をどれでも試してみてキーフレームでトランジションをコントロールしてください。
5 [回転]ダイヤルを調整するか、該当するボックスに値を入力して目的とする位置までビデオを回転させます。
6 [タイムライン]ビューにより設定を評価しながらビデオを再生します。必要に応じて設定やキーフレームを使って調整します。
注意: すべてのコントロールをリセットするには、[プリセットを選択]メニューから[デフォルト]を選択します。