SmartMovie
SmartMovie は、埋め込み型のプロジェクト 生成ツールで、提供されたメディアを基にスライドショーやム ービーを自動生成します。作られた作品には、アニメトラン ジション、音楽サウンドトラック、目を引く画像エフェクトなど が含まれます。
ライブラリウィンドウの下には、SmartMovieをクリックします。
まず、ライブラリで一連の写真(または画像)またはビデオフ ァイルを選択します。音楽は、ライブラリにあるデジタルオーディオアセットが使えます。または、ScoreFitter ツールを使ってサウンドトラックを作ることができます。
これでほとんどの作業が完了します。また、手動でプロジェ クトを編集することもできます。仕上げに満足したら、数回 クリックするだけでディスクに書き込んだり、ファイルで保存し たりしてウェブにアップロードできます。
下部からウィンドウへとスライドするように表示される[SmartMovie]パネルは 3 つのサブパネルで構成されています。左端には SmartMovie についての情報と、処理可能なファイ ル数が表示されます。中央のサブパネルは、写真やその他の画像(上)およびオーディオを収納するボックスです。右のサブパネルは、カスタマイズ用のコントロールです。
メディアの追加
スライドショーに画像を追加するには、画像をブラウザから ストレージエリアの上部のビンにドラッグします。ストレージエ リアでサムネイルをドラッグして希望する順番に並べ替えま す。必要な画像が揃うまで同じ手順を繰り返します。
音楽を追加するには、ひとつまたは複数のサウンドファイルをストレージエリアの下のビンにドラッグします。または、オーディオビンの左下隅にある「音符」ボタン
をクリックして、ScoreFitter で音楽サウンドトラックを作成します。
メディアが追加されると、ソース素材の総実行時間がビンの左上隅に表示されます。この時間は、最終的なムービーの長さとは限りません。
プレビュー、編集、エクスポート
必要なメディアが揃ったら、ツールの下にあるフッターバーの[プレビュー]ボタンをクリックします。プロジェクトが作成され、 プ レ ビ ュ ー ウ ィン ド ウ に 表示さ れ ま す 。必要 に 応 じ て 、 設定に戻り、選択したメディアを変更します。
[プレビュー]ボタンをクリックすると、選択したメディアがコレクションに最新 Smart コレクションの名前で自動保存されます。グループ化したアセットをその後も使用する予定があ る 場合は 、 コ レ ク シ ョ ン の 名前を 変 更し て 、 次回 SmartMovie のプレビューを行う際に上書 きされないようにします。
SmartMovie 作成の分析フェーズは、素材を初めて分析する場合は時間がかかります。プロジェクトのフルレンダリング(プレーヤのタイムルーラーに進捗状況が陰影つきで表示されます)を行うと、ディテールまで再現したプレビューを表示するまでにさらに時間がかかることもあります。
[編集]ボタンは、作成したスライドショーをムービーエディタのタイムラインに移動して編集可能にします。タイムラインビデオの設定がショーの要件に合っているか確認できるよい方法です。設定パネルの[ビデオ設定]ボタンでそれら にアクセスできます。詳しくは、
プロジェクトタイムラインを参照してください。
プレゼンを実施する場合は、[エクスポート]ボタンでディスクに書き込むか、またはアップロード可能なファイルを作成します。
ストレージエリア
上のビンにある写真はアイコンで表示されます。下のビンに ある音楽およびサウンドファイルは各アセットのファイル名や 所要時間をテキストで表示します。どちらも複数選択が 可能です。ドラッグ・アンド・ドロップで順序を変えることがで きます。コンテキストメニューには以下の 2 つのオプションが あります。
選択を削除:選択したメディアを SmartSlide の作品から 削除します。ライブラリには残るため別の機会に使用できま す。(ショートカット:Delete)
エディタを開く:このコマンドは、写真エディタまたはオーディ オエディタの補正ツールを開きます。メディアに対して行わ れた変更は、この SmartMovie 作品にのみ適用されます。(ショートカット:ダブルクリック)
SmartMovie の設定
このサブパネルの設定は、SmartMovie 作品のカスタマイズ用です。
入力した設定は、次回ムービーを生成したときに使用され ます。[ビデオ設定]ボタンは、作品をムービーエディタで編集する際に適用されるタイムラインオプションを設定します。[プロジェクトをクリアする]ボタンは、プロジェクトからすべての メディアを削除して、デフォルト設定に戻します。
タイトル: ムービーのメインタイトルとして使うキャプションを入 力します。
クリップの長さ:クリップの長さが短くなると作成したムービー の視覚的テンポが上がります。アセットの元の長さを使う場 合は、[最大]を選択します。
パン&ズーム:このオプションをチェックすると、作成したプレ ゼンテーションをカメラ動作で活性化します。
画像に合わせる:このオプションをクリックすると、作成したプ ロジェクトのフレーム形式に対して小さすぎる画像を拡大し ます。
ビデオ音量:使用しているビデオセグメントの元のオーディオ音量を設定します。サウンドトラックに BGM のみを含 める場合は、この値をゼロ(0)に設定します。